NI+C、申請・承認ワークフローツールをSaaSで提供


 日本情報通信株式会社(NI+C)は18日、電子申請・承認ソリューション「NI+Cワークフロー・サービス」をSaaS形式で発売した。

 2009年よりクラウドビジネスに参入したNI+Cでは、「アプリケーション(SaaS)・サービス」「インフラストラクチャ(PaaS)・サービス」「仮想ホスティング・サービス」の3種を提供している。今回の「NI+Cワークフロー・サービス」は、「アプリケーション・サービス」の新メニューとして、ワークフローソフトを月額課金のSaaS形式で提供するもの。

 特徴としては、60種類以上の申請フォームを用意。これらを利用すると、承認ルートを設定するだけですぐにワークフロー環境が構築できるという。

 インフラにはIBMのブレードサーバー「IBM BladeCenter」をはじめ、多くのIBM製品(ソフト含む)を採用し、高い性能・可用性・拡張性を実現した。また、NTT ComのSaaS基盤サービス「BizCITY for SaaS Provider」とも連携し、VPNによるセキュアな運用などを実現している。

 NI+Cは、日本IBMが推進する新サービスモデル「SOP(サービス・オリエンテッド・パートナリング)」のパートナー各社、およびNI+Cパートナーとともに、50~500人規模の中堅・中小企業を対象として、2010年度50社への導入をめざす。

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(川島 弘之)
2010/10/18 17:21