Web ERP「GRANDIT」のアライアンス製品に給与明細ペーパーレスシステム「Web給金帳 V3」を採用


 インフォベック株式会社は30日、Web ERP「GRANDIT」の人事・給与モジュールを機能強化するため、株式会社インターコムの給与明細ペーパーレスシステム「Web給金帳 V3」をアライアンス製品に採用すると発表した。9月より、GRANDITコンソーシアム参画各社を通じて販売する。

 GRANDITは、国内SIer7社が参画するGRANDITコンソーシアムによって、国内向けに最適化された中堅・中小企業向けのERPパッケージ。一方のWeb給金帳 V3は、給与明細書や賞与明細書、源泉徴収票などをPDF化して、あらかじめ設定された方法で、PC、携帯電話、複合機などへ自動配信するソフトウェア製品である。

 今回、Web給金帳 V3をアライアンス製品として採用することにより、GRANDITのターゲット層の1つである、パート/アルバイトの多い店舗小売業やアパレル業などの企業において、毎月発行される給与明細書などのペーパーレス化を実現可能。さらに、印刷から封入といった配布作業から郵送コストまで、関連する業務も大幅に経費と時間の節約が可能になるとしている。

 なお、GRANDITとインターコムとのアライアンス製品は、EDIパッケージの「MegaBRIDGEfor GRANDIT」、FAX送受信を自動化・ペーパーレス化するFAXサーバーソフト「まいと~く FAX Server 6」に続いて、今回で3回目。インフォベックとインターコムでは、本年度30社に、GRANDITとWeb給金帳 V3の連携ソリューションの導入を見込んでいる。

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