レノボ、7万円台からのエントリーデスクトップPC「ThinkCentre M70e Tower/Small」


ThinkCentre M70e Tower(左)と同 Small(右)

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は3日、エントリークラスのデスクトップPC「ThinkCentre M70e Tower」「ThinkCentre M70e Small」を発表した。前者はタワー型、後者が小型筐体のデスクトップPCで、用途や設置スペースにあわせて選択できるようにした。販売は同日より開始される。

 M70e Tower/Smallは、エントリークラスのデスクトップPC。Celeronのみならず、Core 2 Duo/QuadのCPUを選択できるほか、グラフィック機能も、チップセット内蔵のGMA X4500、NVIDIA GeForce 310から選択可能にするなど、多くの選択肢から構成を選べるようにしている。また、HDDは最大500GB、メモリは4GBまでのDDR3メモリを搭載でき、光学ドライブも備えた。

 M70e Smallの直販価格は、一例として、Celeron 450(2.2GHz)、インテルG41 Expressチップセット、2GBメモリ、250GB SATA HDD、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional(32ビット版)といった構成の「0822J2J」で7万2450円。一方のM70e Towerは、同様の構成の「0821J2J」で7万350円となっている。

 インターフェイスはほぼ共通で、USB 2.0×6、シリアル、アナログRGB、音声入出力、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを搭載。PCI Express x16×1、PCI Express x1×1、PCI×2といったスロットも備えるが、筐体サイズにあわせて、M70e SmallはLow Profile、M70e Towerはフルハイトになっている。

 なおM70e Tower/Smallとも、環境に配慮している点も特徴で、EUの環境法規制のひとつであるEuP(Energy Using Products)指令、RoHS指令を順守しているほか、ENERGY STARの適合など、さまざまな第三者機関の認証を受けているとのこと。

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(石井 一志)
2010/8/3 13:27