Asianuxにスリランカのソフト企業が加入、6番目のメンバー


 中国Asianux Corporationは5日、Asianuxコンソーシアムに、スリランカのEnterprise Technologyが参加したと発表した。ミラクル・リナックス、中国Red Flag、韓国HANCOM、ベトナムVietSoftware、タイWTECに続く、6番目の加入メンバーとなる。

 Asianuxは、アジア発のLinuxディストリビューション。最新のAsianux Server 3は、Xeon 5500シリーズに完全対応するなど高信頼性を実現している。今回参加したEnterprise Technologyは、スリランカのIT業界で10年以上の歴史を持つソフトウェア企業。特にオープンソースの分野で、ミッションクリティカルシステムをLinuxに統合する事例を多数有している。

 オープンソースの文化は、スリランカでも長年培われてきており、「Apache AXIS」「Synapse」「the Sahana Disaster Management System and Google open source project」などのコミュニティは、世界的なプロジェクトにも貢献してきた。このような環境の下、Enterprise TechnologyがAsianuxコンソーシアムに加入することで、スリランカにおけるオープンソース普及の一層の加速が期待される。

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