富士通とAsianux、アジアでのx86サーバービジネス推進で協業


 富士通株式会社とAsianux Corporation(以下、Asianux)、ミラクル・リナックス株式会社の3社は8月18日、富士通のx86サーバー「PRIMERGY」において、Linux OS「Asianux Server 3」の認証を完了したと発表した。これによって、アジアでのサーバービジネス推進を図りたい考えで、国内ではミラクル・リナックスがAsianux Server 3の検証、販売を行うほか、システム構築とサポートサービスは富士通グループのPFUが提供する。

 今回、富士通ではAsianux Server 3の認定を受けるため、Asianuxに技術サポートと関連情報の提供を行った。最初に検証が完了したのは、いずれもXeon 5500番台を搭載した、ブレードサーバー「PRIMERGY BX920 S1」、2Wayラック型「同 RX300 S5」「同 RX200 S5」の各製品。富士通と、アジア5カ国のLinuxベンダーで構成されるAsianuxコンソーシアムでは、アジア各国の各機関や企業に対し、Asianux Server 3とPRIMERGYによるデータセンターの省電力化ソリューションなどを提供するという。




(石井 一志)

2009/8/18 11:50