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AWSの無料SSL/TLS証明書サービス「AWS Certificate Manager」、東京リージョンでも利用可能に

 米Amazon Web Services(AWS)は16日、AWS利用者向けにSSL/TLS証明書を無償提供する「AWS Certificate Manager(ACM)」について、東京リージョンを含む9つのリージョンでの提供を開始した。

AWS Certificate Manager(ACM)

 ACMは、AWSの利用者がAmazon Trust Servicesを認証局とするSSL/TLS証明書を無料で利用でき、AWSのロードバランサー「Elastic Load Balancer(ELB)」またはコンテンツ配信ネットワーク「CloudFront」に適用して利用できるサービス。証明書の発行手続きや構築なども、すべてACMの管理画面から行える。

 ACMは、2016年1月に米国東部(バージニア北部)リージョンでのみ提供を開始していたが、今回、対応リージョンを拡大。米国西部(北カリフォルニア、オレゴン)、欧州(アイルランド、フランクフルト)、アジアパシフィック(東京、ソウル、シンガポール、シドニー)、南米(サンパウロ)の各リージョンでもACMの提供を開始した。

三柳 英樹