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CONNECTED Design、電子錠などのIoT機器と連携できる法人向けAPI「Connected API」提供開始

 Connected Design株式会社は、スマートロック(電子錠)などのIoT機器を顧客のシステムに連携できる法人向けAPI「Connected API」を4月20日から提供開始する。

 Connected Designでは、イッツ・コミュニケーションズ株式会社が2月から提供している、スマートフォンやタブレットを使って家の中を自由にコントロールできるスマートホームサービス「インテリジェントホーム」向けのIoT機器を企画・開発している。現時点では、スマートロック、IPカメラ、各種センサー、家電リモコンなど7つのIoT機器を提供している。

 今回、提供を開始する「Connected API」は、これらの機器をAPI経由で操作または状態の確認ができるもの。例えばスマートロックであれば、顧客のシステムを経由して、日時や曜日を指定した鍵の開閉権限を利用者に受け渡しできる。APIを利用し、各種業務システムにIoT機器を連携させることで、スマートロックを活用した不動産物件の内覧自動化や、民泊、シェアオフィスの運営効率化が実現できる。さらに、IPカメラや家電リモコンを組み合わせることで、入退室者の遠隔監視などのセキュリティ強化や、入退室時の照明の自動点消灯、エアコンのON/OFFも実現できる。

 APIの利用対象は、事業会社やソフトウェアベンダー、SIerなどの法人企業。料金は案件ごとの個別見積もり。

三柳 英樹