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NEC、Hadoopなど大規模分散処理基盤の短期導入を支援するリファレンス情報を提供

 日本電気株式会社(NEC)は25日、IoTやビッグデータを活用する基盤を導入する企業向けに、オープンソースソフトウェアを活用した大規模分散処理基盤の構築ノウハウを基に作成したリファレンス情報の提供を開始した。

 NECでは、企業はシステムの柔軟な拡張が可能なオープンソースソフトウェアを活用したスケールアウト型の大規模分散処理基盤に注目しているが、一方で、Hadoopなど最新技術の適用には、用途に応じた適切な構成設計などが必要となり、導入には時間がかかるという課題があると説明。こうした課題への対応として、ビッグデータの収集、蓄積、分析から可視化までを含めた分散処理基盤の検証済み構成モデル例などを提供することで、システム構築作業を最大50%短縮し、短期導入と安定稼働を支援する。

 NECでは、2015年9月1日から米Hortonworksと協業し、インメモリ並列分散処理に最適なサーバー「Micro Modular Server DX1000」と、Hadoopデータプラットフォーム「Hortonworks Data Platform(HDP)」を組み合わせて販売している。この組み合わせに加えて、ビッグデータの分析に必要なソフトウェア、サービスを有するパートナー企業との共同検証を基に作成したリファレンス情報を提供する。

 動作検証を実施したのは、データキュレーション株式会社の「データ選別サービス」、Talend株式会社の「データ抽出・変換・ロード(ETL)ツール」、Tableau Japan株式会社の「データ可視化ツール」の各製品・サービス。

 NECでは今後、様々な企業とのパートナーシップを拡大し、ユーザービジネスの拡大に貢献することで、2016年度にMicro Modular Server DX1000とHDPの組み合わせで100セットの販売を目指す。

 合わせて、Micro Modular Server DX1000の上位モデルである「Scalable Modular Server DX2000」において、インテル最新CPUのXeon D-1571(16コア)を採用した新製品を発表した。Xeon D-1571、メモリ64GB、SSD 512GBで構成されるサーバーモジュールを7つ搭載し、価格は880万円(税別)から。出荷日は4月26日。

(三柳 英樹)