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双日システムズのIE互換ブラウザ「thinforie」がIE9〜11をサポート、さらに広い環境での利用が可能に

 双日システムズ株式会社は12日、Internet Explorer(IE)互換Webブラウザ「thinforie(シンフォリエ)」を強化し、IE9、IE10、IE11に対応したと発表した。これにより、IE6〜IE11の対応を実現。IEのサポートポリシー変更に伴って必要とされている、レガシーブラウザ対応アプリケーションの延命対策として広く展開していくという。

 Microsoftが2014年8月に発表したIEのサポートポリシー変更により、2016年1月12日(米国時間)以降は、使用しているOSでサポートされる最新バージョンのIEだけが、技術サポートとセキュリティアップデートを継続して受けられるようになる。これによって、例えばWindows 7以降のWindows OSではIE11のみがサポート対象となり、IE10以前のみをサポート対象としているWebアプリケーションを企業が利用している場合は、互換性検証やアプリケーションの改修などを行う必要が生じてしまう。

 thinforieは、こうした課題を解決するために提供されている、IE互換を実現した独自Webブラウザで、アプリケーション仮想化製品であるVMware ThinAppと組み合わせることにより、レガシーのWebアプリケーションが、そのままの画面と操作性でWindows 7/8/10などでも利用できるようになる。Microsoftでは、1つのOSで複数のIEを使うことをライセンス違反としているため、仮想化した異なるバージョンのIEを使用することはできないが、thinforieであればMicrosoftのライセンスポリシーに抵触しない点がメリット。また、ユーザー環境やアプリケーションに合わせた改修にも対応するとした。

 今回、このthinforieが幅広いIEに対応したことで、さらに多くの環境において、レガシーブラウザ対応アプリケーションの改修コストの削減、運用負荷の軽減を実現できるとのこと。なおthinforieは、ThinAppや米Code SystemsのSpoonといったアプリケーション仮想化を利用し、同社が導入/移行支援を行った企業に無償提供される。

(石井 一志)