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キヤノンITS、次世代ファイアウォール「Clavister」をエーティーワークスに提供

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は14日、株式会社エーティーワークスが運営するホスティングサービスに、スウェーデンClavister ABの次世代ファイアウォール製品(以下、Clavister)を提供すると発表した。キヤノンITSは、Clavisterを用いたソリューションを開発、販売するパートナーに対して、技術支援を行っていく。

 キヤノンITSが販売するClavisterは、動作の軽さ、堅牢さ、高可用性を特徴とする次世代ファイアウォール製品。ハードディスクやファンなどの駆動部分が無く壊れにくい筐体構造で、UTMスループット300Mbpsの高パフォーマンスを実現する。

 エーティーワークスは、UTMやサーバー製品の開発・製造・販売に加え、セキュリティや運用監視、バックアップなどの付加価値を付けたホスティングサービスを提供している。

 エーティーワークスでは、データ通信量の増加に伴い、より安定したサービス提供が求められる中で、Clavisterの製品性能とキヤノンITSの技術サポート力を高く評価し、自社で運営するホスティングサービスやプライベートクラウドサービスを支える次世代ファイアウォールとしてClavisterの採用を決定。自社サービスへの導入ノウハウを活用し、SMB市場に向けてClavisterの販売も行っていく。

 キヤノンITSでは、エーティーワークスに対してアプライアンス型製品の提供に加えて仮想アプライアンス型製品の提供を行い、共同での技術検証などを通じて、新たなUTM関連サービスの開発を支援していく。

三柳 英樹