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富士ゼロックス、暗号化機能を搭載したクラウド型文書共有サービス「Working Folder Plus」

 富士ゼロックス株式会社は25日、クラウド型文書共有サービス「Working Folder」に、文書暗号化機能を搭載するとともに利便性を高める機能を強化した「Working Folder Plus」の提供を開始した。

 Working Folderは、複合機とも連携する企業向けのクラウド型文書共有サービス。従来のサービスでは、文書をセキュアに共有するための機能として、アクセス権の設定やIPアドレスによるアクセス制限、文書をダウンロードすることなくモバイル端末で閲覧できる「あんしんドロワー」などの機能を備えている。

 「Working Folder Plus」では、これらの機能に加えて文書暗号化機能に対応。機密性の高い文書などを、よりセキュアに共有することが可能となった。

 文書ファイルは、紙と電子を一元管理できるソフトウェア「DocuWorks」のユーザーインターフェイスである「DocuWorks Desk」上で、「暗号追跡ドロワー」にドラッグ&ドロップするだけで暗号化して共有・配信することが可能。登録した文書は指定したユーザーごとに「閲覧」「転記」「印刷」の操作制限が可能で、ダウンロードされた暗号化文書を、いつ誰が「閲覧」「印刷」したかなどを、管理画面で追跡・確認できる。

 操作制限の設定は暗号追跡ドロワーへの文書登録時だけでなく、ダウンロードされた暗号化文書に対しても後から変更が可能で、ダウンロード後に閲覧禁止の設定を行うことで、情報漏えいを防ぐことも可能。また、ダウンロードされた暗号化文書はオフライン環境でも安全に参照することができ、ネットワークに接続できない環境での利用にも対応する。

 利便性を高める機能強化としては、個別にユーザーのアクセス権を設定できる「ドロワー」の作成可能数を、従来の10から最大500に拡大。DocuWorks Deskからアップロードできるファイルサイズの上限を、500MBから1GBへ拡大した。また、Working FolderのIDを持たないユーザー向けに、メールで通知したURLから特定の文書にアクセスできる期間を1週間から最大30日間へ拡張した。

 Working Folder Plus基本サービスの標準価格(税別)は、月額1万1500円(10ユーザー、容量10GB)。

三柳 英樹