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SCSKのERP「ProActive E2」、レッドハットのアプリケーションサーバー製品最新版に対応

 SCSK株式会社は10日、ERPパッケージ「ProActive E2」のJava8対応に伴って、アプリケーション実行環境としてサポートしているレッドハットのミドルウェア「Red Hat JBoss Web Server」および「Red Hat JBoss Enterprise Application Platform(EAP)」の最新版に対応し、サポートを開始すると発表した。

 ProActive E2では、最新技術への対応やコスト・運用負荷の軽減などを目的としてオープンソースソフトウェア(OSS)を選択する企業が増加していることを受け、ProActive E2のアプリケーション実行環境として、JBoss Web ServerおよびJBoss EAPを採用してきた。今回、ProActive E2のJava8対応に伴い、両製品の最新版で検証を行い、稼働推奨環境としてサポートを開始する。

 JBoss Web Server、JBoss EAPとも、コミュニティにより活発に行われる最新技術の標準化やロードマップの明確化、ベンダーロックインの回避といったOSSの利用メリットを顧客に提供できるほか、ライセンス費用が無償であり、保守費用のみで運用できることから、特に仮想環境やクラウド環境でシステムTCOの低減に寄与するとのこと。

 なおSCSKは、レッドハットが認定する「JBoss プレミア・ビジネス・パートナー」として、両製品の導入実績と、蓄積したノウハウによる独自のサポートナレッジを持つ。同社ではこれを生かし、ProActive E2およびRed Hat JBoss Middlewareの販売から導入、サポートまでのワンストップサービスを提供するとしている。

石井 一志