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レノボとクラウディアン、SDS製品「CLOUDIAN HyperStore」の共同検証を実施

 クラウディアン株式会社は5日、レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)のx86サーバー「Lenovo System x」と、自社のソフトウェア定義ストレージ(Software Defined Storage:SDS)製品「CLOUDIAN HyperStore」を用いて、オブジェクトストレージの性能・動作検証を共同で実施したと発表した。検証結果を同社のWebサイトで公開している。

 CLOUDIAN HyperStoreは、x86サーバーをハードウェアとして使うSDS製品。最小2台(推奨は3台)から利用でき、データの増加とともに台数を追加していくだけで、PBを超える容量まで、全体のストレージ構成を拡張することができる。

 今回の共同検証では、レノボの「レノボ・エンタープライズ・ソリューション・センター」の検証環境において、3台のLenovo System xにCLOUDIAN HyperStoreをインストールしてオブジェクトストレージシステムを構築。このシステムに対して、大中小4種類のデータサイズのデータごとに、複数のワークロード(負荷)を与え、処理時間と件数による性能、および安定性などの各種動作を評価した。

 両社では、今回の検証結果をもとにして、顧客やパートナーに対し、最適化されたソリューションを広く紹介していく予定。

石井 一志