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アスク、内部16ポートを搭載可能な12Gbps SAS対応「Adaptec RAID 81605Z」

 株式会社アスクは3日、PMC-Sierraの12Gbps SAS対応RAIDアダプタ「Adaptec 8シリーズ」において、PCI Express 3.0 x8接続で、内部16ポートを搭載可能な「Adaptec RAID 81605Z」を、8月上旬より販売開始すると発表した。価格はオープンだが、想定価格は14万5000円(税別)前後。

 「Adaptec RAID 81605Z」は、最新の12Gbps対応RAID-on-Chip(ROC)を搭載し、最大16個のネイティブSAS/SATAポートを搭載可能なRAIDアダプタ。エクスパンダ接続時は最大256デバイスの接続をサポートし、128個のシンプルボリュームを作成できる。

 RAID 0/1/1E/5/6/10/50/60に対応するほか、HBAとしても使用できるモード選択機能や、アプリケーションにあわせて選択可能なパフォーマンスモード、HDDとSSDでRAID 1を自動作成するハイブリッドRAID、使用可能なスペースを無駄にしないオプティマイズド・ディスクユーティライゼーレション(ODU)など、さまざまな機能を利用できる。

 また、メンテナンス不要のライトキャッシュ保護(ZMCP)回路を内蔵し、リチウムイオンバッテリなしで即座にキャッシュ保護を開始することが可能。ライト時のパフォーマンスを必要とするアプリケーションに対して、最大のI/Oパフォーマンスを提供可能とした。

 管理面では、Webベースの管理ユーティリティ「Adaptec maxView Storage Manager」を提供し、特別なソフトウェアをインストールすることなく、標準的なWebブラウザでの管理を可能にしている。

Adaptec RAID 81605Z

石井 一志