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リコー、A4モノクロ複合機/プリンターの新製品6機種

 株式会社リコーは、A4モノクロ複合機の新製品「RICOH MP 401 SPF」「RICOH SP 4510SF」「RICOH SP 3610SF」および、A4モノクロプリンターの新製品「RICOH SP 4510」「RICOH SP 4500」「RICOH SP 3610」を発表した。いずれも8月5日発売。

RICOH MP 401 SPF/SP 4510SF
RICOH SP 3610SF
RICOH SP 4510/4500
RICOH SP 3610

 A4モノクロ複合機の新製品は、モノクロプリンターをベースとして、コピー、ファックス、カラースキャナー機能を1台に集約。RICOH MP 401 SPF/SP 4510SFは、個人認証やクラウド連携などさまざまな拡張アプリケーションに対応。RICOH SP 3610SFは両面原稿を反転させることなく一度に読める1パス両面読み取りの自動原稿送り装置(ADF)を標準搭載する。

 RICOH MP 401 SPF/SP 4510SFは、連続コピー速度が片面40枚/分、スキャナー読み取り速度が30ページ/分と高速化を実現。RICOH SP 3610SFは、連続コピー速度が片面30枚/分、スキャナー読み取り速度が20ページ/分。

 描画部にLED機構を採用することで、光照射距離の短縮が可能となり、本体高さを抑えた。また、両面機能の内蔵により、従来機と比較して大幅に奥行きを低減。RICOH MP 401 SPF/SP 4510SFは幅419×奥行427×高さ484mm、RICOH SP 3610SFは幅400×奥行392×高さ406mmとコンパクトボディを実現。デスクサイドやオフィスの小部屋などさまざまな場所に設置できる。

 オプションの増設トレイの装着により、最大1600枚(RICOH SP 3610SFは850枚)の大量給紙が可能。フロントオペレーション設計により、パネルの操作や用紙補給、トナー交換、紙詰まり処理などを前面から行うことができる。

 A4モノクロプリンターの新製品も同様に、高速化やコンパクト設計、大量給紙などを実現。RICOH SP 4510は、連続プリントが片面40枚/分、両面35ページ/分、ファーストプリントも5.0秒以下と従来機より大幅な高速化を実現した。

 標準価格(税別)は、RICOH MP 401 SPFが35万円、RICOH SP 4510が7万5800円、RICOH SP 4500が6万4800円。他の機種はオープン価格で、市場想定価格はRICOH SP 4510SFが20万円前後、RICOH SP 3610SFが7万円前後、RICOH SP 3610が4万3000円前後。

三柳 英樹