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SBT、トレンドマイクロのクラウド型サーバーセキュリティサービスを提供

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は16日、トレンドマイクロ株式会社のサーバー向けクラウド型総合セキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」を、同日より提供開始すると発表した。

 Deep Security as a Serviceは、サーバーの保護に必要なセキュリティ機能を包括的に提供するサービス。管理マネージャーをトレンドマイクロがクラウドサービスとして提供するため、ユーザー企業はサーバーの構築や運用管理などのコストを削減できるという。また、サーバー1台、1カ月から利用可能できるので、特定の期間だけ稼働するWebサイトや、スモールスタートするWebサイトにも適している。

 さらに、クラウド上の管理マネージャーから、オンプレミス環境向けの「Trend Micro Deep Security」と、クラウド環境のDeep Security as a Serviceを、ハイブリッド環境として一元的に管理できる点も特徴だ。

 価格は、Deep Securityエージェントを導入するサーバー1台あたり、月額1万7800円。

 なおSBTでは、これまで、Microsoft Azure上に構築されたシステムの保守・運用監視などを行う「Microsoft Azureマネージドサービス」のオプションとして、Trend Micro Deep Securityを提供してきたが、Deep Security as a Serviceの提供開始により、ハイブリッド構成の運用・保守業務の品質向上が見込まれるほか、また短期間で、コストを抑えて、より高度なセキュリティ対策を提供できるようになったとしている。

石井 一志