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三井住友銀行が勘定系システムを刷新、最新メインフレームとSSDストレージで
(2015/5/11 16:48)
日本電気株式会社(以下、NEC)は11日、株式会社三井住友銀行の勘定系システムを構築したと発表した。同システムは5月から稼働開始している。
今回構築されたシステムは、三井住友銀行の勘定系を最新のハードウェアに刷新するもの、メインフレームやストレージに現行システムの後継機を採用し、システム移行時の互換性を確保することで、安全・確実なシステム移行を実現したという。また、今後の銀行取引量の増加へ柔軟に対応する処理性能の向上、高い拡張性による長期稼働なども実現したとのこと。
具体的な製品としては、NECのメインフレーム用独自プロセッサ「NOAH-6」を搭載し、処理性能向上と消費電力削減を実現したメインフレーム「i-PX9800/A100」、およびストレージにSSDを全面採用したメインフレーム専用ストレージ「iStorage A5000」を採用した。なおiStorage A5000では、従来機に比べ性能を最大3倍に向上させているだけでなく、部品点数の削減によって故障率を低減。メインフレーム用ストレージで初めてドライブ部を三重化し、二重故障も救済できるようにするなど、可用性も向上している。