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NSSOL、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージを販売

 ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社(以下、ピュア・ストレージ)は20日、新日鉄住金ソリューションズ株式会社(以下、NSSOL)とリセラー契約を締結したと発表した。NSSOLは国内における7社目のリセラーで、ピュア・ストレージでは、ほかの6社ならびに一次代理店の東京エレクトロンデバイスと共同で、国内企業への提案を推進するとしている。

 ピュア・ストレージが提供するオールフラッシュストレージ製品は、HDDを搭載せず、SSDを100%利用したプライマリストレージ。オールフラッシュならではの高速なI/O性能とスループットを持ちながらも、汎用的なMLCタイプのSSDを利用すること、また圧縮と重複排除の技術を利用することで、HDDベースのストレージと比べても遜色(そんしょく)のない価格で提供できているという。

 米国ではすでに、企業の基幹となる仮想サーバー/デスクトップやデータベース環境用のストレージとして実績を積んでいるそうで、今回、クラウドや仮想環境の構築に関して知見と技術力を持ち、データベース構築技術についても専門性を持っているNSSOLを販売パートナーとして迎えたことにより、日本でも、基幹システムやデータベースへの採用増を期待するとした。

 さらにNSSOLでは、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージを自社のVDI環境基盤として2014年9月より導入し、約2300台分の従業員向けVDI環境を支えるストレージとして利用している。同社ではこうした実績を加味して、仮想デスクトップサービス「M3DaaS@absonne」やデータベースソリューションでのストレージラインアップにピュアストレージを加え、その価値を顧客に提供するとしているとのことだ。

石井 一志