人事・給与・勤怠ソフト「MosP」と連携するiBeacon打刻ソリューション

　オン・デマンド・ワン株式会社（以下、オンデマンドワン）と株式会社マインドは20日、iBeacon対応の勤怠管理ソリューションを提供開始した。

　オンデマンドワンが開発したiBeacon技術を用いた無線打刻機と、マインドの純国産OSS人事・給与・勤怠ソフト「MosP」を連携させる。iBeaconを用いることで、スマートフォンを持って無線打刻機の近くを通るだけで自動的に出退勤が登録される。対応OSはiPhone 4s以降のiOS 7.x以降、Android 4.3以降（ハードウェアが未対応の機種もある）。

　打刻方式は、打刻機にスマートフォンを約30cm程度に近づける「かざして打刻」や、打刻機の前を通過するだけの「通過打刻」など、いくつかのモードで利用でき、状況に応じて使い分けることが可能。Nexus 7背面搭載、あるいはUSB接続のNFCリーダーを利用することで、カードタイプのFeliCa/Mifare/NFCによる打刻にも対応する。

　このほか、出退勤情報を受け取ったMosP側では、出退勤情報に加えて社員の休暇・残業・休出などの情報から給与に必要な勤怠集計データを作成できる。

　一括支払や月額利用など複数の販売形態が用意される。