ニュース

NRIセキュア、AI駆動開発の安全とスピードを両立するセキュリティ支援サービスを発表

 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は15日、生成AIやAIエージェントを活用したソフトウェア開発(AI駆動開発)を進める企業・組織を対象に、「AI駆動開発向けセキュリティ支援サービス」の提供を開始すると発表した。

 「AI駆動開発向けセキュリティ支援サービス」は、AI利用ルールの整備およびAIエージェント利用時の統制、開発プロセスへのセキュリティ対策の組み込み、脆弱性対応の優先度付け(トリアージ)を支援するもの。これにより、AI駆動開発の生産性を損なわずにセキュリティ対策を実現・推進する。

 具体的には、4つの支援メニューを用意した。

 1つ目の「AIエージェント利用に関するガイドライン整備支援」は、AIエージェント利用時のリスクと運用ルールを整理し、組織全体で参照するガイドラインと、ツールごとの設定や利用方法を定めるガイドラインの整備を支援するもの。利用者と管理者それぞれに求められる役割を整理するとともに、AI利用に伴う自組織のセキュリティリスクとその対策に関する判断基準を明確にできる。

 2つ目の「セキュアなAIエージェントハーネスの整備・内製化支援」では、AIエージェントが参照すべきルール、利用できるツールや作業手順、想定される成果物などをあらかじめ定義した、指示ファイルや設定の一式(AIエージェントハーネス)を整備する。このハーネスには、組織が想定するセキュリティリスクを最小化できるよう、ルールやセキュリティ要件を最適な形で反映するため、AIエージェントによる開発時のセキュリティリスクの低減を図ったハーネスを実現できるという。また、これらを自組織で見直し、改善していけるように、継続的な見直しや運用も支援するとした。

 3つ目の「AI組込型 セキュア開発プロセス設計構築支援」は、AIが生成した成果物に起因するリスクに対応するため、開発プロセス全体を設計・提案するもの。開発からリリースまでの工程の自動化を行うCI/CDをベースに、AIが中心となって生成する成果物の中で品質基準を満たさないものを次の工程へ進ませない仕組みの構築も可能。AI駆動開発の速度を維持しながら、AI特有のセキュリティリスクを考慮したセキュリティ対策を組み込んだ体制づくりを支援する。

 4つ目の「脆弱性トリアージ AI自動化支援」では、トリアージ業務の自動化および効率化を推進するために、AIを活用した、対応すべき脆弱性の優先度付け(トリアージ)の仕組みを構築する。人による最終判断を維持しながら、確認作業の負荷を減らし、優先度の高い脆弱性への早期対応を目指すとした。