ニュース

NEC、小規模システムや部門・拠点に向けたエントリーストレージ「iStorage V51」

小規模環境でも導入しやすい価格と拡張性を実現

 日本電気株式会社(以下、NEC)は、ストレージ製品「iStorage Vシリーズ」のラインアップに、小規模システムや部門・拠点向けの新モデル「iStorage V51」を追加し、10月30日より出荷を開始すると発表した。

iStorage V51

 「iStorage V51」は、中小規模のシステム基盤や部門・拠点システムなどに向けたエントリーの新モデル。従来モデル「iStorage V10e」の後継に位置付けられており、同モデルからのリプレースにも適しているという。

 従来のストレージ構築では、容量追加時にRAID単位でのドライブ増設が必要であり、初期・追加コストが課題となっていたが、同製品では、上位モデル「iStorage V110」などでも採用されている「Advanced Dynamic Provisioning」に対応。基本構成に対して1ドライブ単位で容量を追加でき、将来のデータ増加に合わせたスモールスタートが可能となるため、エントリー領域においても、必要な容量だけを無駄なく追加できる「ストレージ投資の最適化」を実現するとのこと。さらに、拡張筐体を接続することで、SSDと比較して安価なニアラインSAS HDDも利用でき、用途や予算に応じたドライブの選択を可能にしている。

 また、コントローラ・電源・ファンなどの主要コンポーネントを冗長化した可用性の高い設計を採用しており、万一の部品故障時も業務の継続が可能。さらに、圧縮・重複排除機能により、保存データの効率的な格納にも対応する。

 セキュリティ面では、ランサムウェアや悪意のある第三者による不正操作から、バックアップデータの更新や削除を防止できる「Secure Snap」を標準機能としてサポートした。これにより、コストを抑えつつ、確かな安全性と安心できる運用環境を実現する

 最小構成時の価格は1275万円(税別)から。「iStorage V110」と比較して約70%に抑えられており、導入しやすい価格帯で提供するとした。なお、ストレージの初期導入費用を抑えながら、データ利用量の変化に合わせて費用を柔軟に調整できる「iStorage従量課金/定額課金ストレージサービス」にも対応しており、こちらを利用する場合は月額18万円(税別)からとなる。