「V-CUBE ミーティング」、フィリピン・香港でもスムーズに利用可能に

　株式会社ブイキューブは17日、Web会議サービス「V-CUBE ミーティング」の機能として提供している、国際間の専用ネットワーク「Global Link」の対応国に、新たにフィリピンと香港を追加した。アジア地域を中心に対応国は12カ国となる。

　日本とアジア各地域を結ぶインターネット回線は、回線障害による遅延や通信途絶などにより、サービスを快適に利用できない場合があった。また、国内拠点で導入しているテレビ会議システムと同等のサービスを海外拠点に設置することは、高価な専用線の確保が必要になるなど導入面で課題があったという。

　ブイキューブは2012年11月末から、国際間でも安定したサービス利用環境を実現する「Global Link」を提供しており、当初は日本、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナムの7カ国で対応していたが、アメリカやイギリスにも順次対応し、今回、フィリピンと香港を加えた12カ国へと展開した。

　フィリピンや香港は国内外を問わず企業の進出が見込まれている。それに伴い、増加する本社との会議、各地の支店や工場といった国際的なコミュニケーションの機会に「V-CUBE ミーティング」と「Global Link」を利用することで、アジア各国へ展開する企業の事業展開に貢献するとしている。

　対応製品は「V-CUBE ミーティング Ver.4.9.9.7」。11月17日より提供している。