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ソースネクスト、マネーフォワードの会計サービスも使える法人向けPCソフト使い放題サービス

 ソースネクスト株式会社は、法人向けPCソフトウェアを定額料金で使用できるサブスクリプション型サービス「超ホーダイ Business」を11月より提供開始する。

(左から)ソースネクスト株式会社代表取締役社長の松田憲幸氏、株式会社マネーフォワード代表取締役社長の辻庸介氏

 通信事業者などと提携し、中小企業やSOHOなどの法人ユーザーを対象とするソフトウェア定額サービス。ライセンス料金は1ユーザーあたり月額980円(税別)だが、提携事業者により変動する。超ホーダイ Businessは、通信事業者以外にも、ソースネクストの直販サイトでも提供予定としている。

 ソフトウェアのラインナップは、ソースネクストのセキュリティソフト「スーパーセキュリティ」や、確定申告/法人会計サービス「マネーフォワード 法人会計/確定申告(青色申告・白色申告)」のほか、文章作成、顧客管理、年賀状ソフトなど、100以上の法人向けPCソフトウェアを利用できる。

月額料金980円(税別)で100タイトル以上の法人向けソフトウェアを利用できる
提供タイトル一覧

 また、利用期間中にソフトウェアのバージョンアップやアップデートがあった場合は最新版が利用できる。対応OSは、Windows 8.1/8/7/Vista。販売目標は1年間で1万社の導入を目指す。

超ホーダイBusinessで全国の中小企業・SOHOを活性化

 記者発表会では、株式会社マネーフォワード代表取締役社長の辻庸介氏が登壇した。マネーフォワードは、個人向けの資産管理・家計管理サービス「Money Forward」と、法人向けの会計、確定申告サービス「MFクラウド会計・確定申告」を提供している。

株式会社マネーフォワード代表取締役社長の辻庸介氏
個人向け、法人向けの会計サービスを提供する

 辻氏は、マネーフォワードはソフトウェアの開発を得意としている企業であり、販売面は力が足りないところがあると説明。ソースネクストのプラットフォームを利用し、マネーフォワードのサービス含め、より良いソフトウェアを全国の小規模法人に安く提供することで、中小企業・SOHOの生産性が上がり、活性化に繋がってほしいとした。

1600以上の金融期間から取引データを自動取得できる
クラウドベースによりマルチデバイスに対応する
一つのデータを複数の人と共有・編集できる
超ホーダイ Businessの提供で良いソフトをより安く提供する

山川 晶之