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ソフトバンクテレコム、企業向けモビリティ管理サービス「AirWatch」

 ソフトバンクテレコム株式会社は29日、企業向けモバイル管理(EMM)ソリューション「AirWatch」の提供を開始した。

 モバイル端末管理(MDM)、モバイルアプリ管理(MAM)、モバイルコンテンツ管理(MCM)、モバイルメール管理(MEM)といった機能を備える、米AirWatch by VMwareのEMMソリューション。スマートデバイスや端末上で動作するアプリ、コンテンツを一元的に管理する。

 端末を管理するMDM、アプリカタログからアプリを配信するMAM、コンテンツ配布や利用状況の管理を行うMCM、端末のメール設定を一括配布できるMEMが利用でき、管理画面は17カ国語で利用可能。ソフトバンクテレコムのサポート窓口では日本語・英語に対応する。サポートは「豊富な実績とノウハウを生かして万全にし」(同社)、オプションサービスとして、管理担当者のみならず端末利用者からの操作・紛失時の問い合わせにも対応するという。

 既存システムとの連携も1つの特長で、同社が提供するリモートアクセスサービスや、顧客の既存システムとつなげられる。連携することで、煩わしいVPN設定などが自動化されるので端末利用者の負担を軽減できるという。また、Active Directoryと連携させることで、ID・パスワード管理をAD側に一元化することも可能。ADと連携させるための中継サーバーは、ソフトバンクテレコムがホスティングで提供する。

サービス提供イメージ

川島 弘之