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デジタルアーツの「i-FILTER」とファイア・アイ製品の連携オプションを提供へ

 デジタルアーツ株式会社は29日、企業向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER」において、ファイア・アイ株式会社のWebセキュリティ製品「NX/CMシリーズ」との連携オプションを開発したと発表した。製品版に先駆け、試用版を12月中に提供開始する。なお製品版は、2015年1月以降に提供開始する予定。

 ファイア・アイの「NX/CMシリーズ」は、ファイアウォールやIPSなどでは検知できずすり抜けてしまう、Webベースの攻撃を防御するための脅威対策プラットフォーム。ゼロデイ攻撃や複数のプロトコルを使用したC&Cサーバーへのコールバック通信をリアルタイムで検知し、対応を可能にする。

 今回の連携では、「NX/CMシリーズ」が検知したC&Cサーバーへの通信を、連携モジュールが自動で「i-FILTER」に登録できるようになる。これによって、C&Cサーバーへのコールバック通信を即時にブロック可能になり、自社の機密情報の漏えい阻止などに威力を発揮するとした。

 なお、今回の連携オプションは、10月29日より3日間、千葉県の幕張メッセで開催される「第4回情報セキュリティEXPO秋」のファイア・アイ展示ブース内で先行公開されているとのこと。

石井 一志