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OSKのクラウド型eラーニング、iPadで使いやすい新画面デザインに

 株式会社OSKは29日、クラウド型eラーニングサービス「EasyLearning Express」の機能強化版を、10月1日より提供開始すると発表した。

 「EasyLearning Express」は、ユーザー側でサーバー構築などをする必要がなく、すぐに研修を始められる、クラウド型のeラーニングサービス。今回提供する強化版では、iPadの画面に最適化したインターフェイスを新たに提供し、モバイル環境でもストレスのない学習を行えるようになったという。iPadの画面サイズを基準に、スクロール操作をできるだけ排除しているため、片手がふさがった状態でも操作を行えるとのこと。

 また、従来の簡単で分かりやすい操作感を踏襲しつつ、大きなボタンを採用するなど、タッチパネルでも操作しやすい画面デザインにリニューアルされている。

 なお利用形態は、豊富なコース教材から必要な教材だけを契約できるASP型のサービスと、企業独自のオリジナル教材も登録できるホスティング型のサービスを選択可能。ホスティング型では、環境に合わせたパスワードポリシーの変更に対応したほか、複数回パスワードを間違えた場合のアカウントロック機能を実装した。パスワード関連では、ユーザーがパスワードを忘れて困った際に利用するリマインダー機能もあわせて強化している。

 価格例は、ASP型の場合、1年間・1コース教材・1ユーザーあたり3000円(税別)から。契約期間は3カ月や6カ月も設定されている。一方、ホスティング型は、初期費用が25万円(税別)、利用料金が7万5000円(税別、50ユーザーで3カ月利用の場合)となっている。

石井 一志