ニュース

SBT、VMware VSANを利用したVDIの垂直統合型パッケージ

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は、デスクトップ仮想化(VDI)を実現する垂直統合型パッケージ「vStackシリーズ」を発表した。

 「vStackシリーズ」は、VDI環境に必要なサーバー、ネットワーク、ストレージ、ソフトウェア、基本設定作業をパッケージ化したソリューションで、VMware Virtual SAN(VSAN)とVMware Horizon Viewとの組み合わせを軸に、SBTが持つVDI導入実績やノウハウから導き出された、最適なシステム構成をパッケージ化した。またオプションでは、ウイルス対策、VPNリモートアクセス、認証、シンクライアント端末なども提供するという。

 特徴は、パッケージ化による導入フェーズの短縮はもちろんのこと、ストレージの専門知識を不要にし、導入後の管理・オペレーションも簡素化している点で、ユーザー増強の際も、1Uサーバーをオンラインで追加するだけで容易に拡張できるなど、従来のシステム改修・拡張に伴う運用やコスト負担を軽減するとしている。

 メニューとしては、PoC向け(ユーザー数:50~150)の「vStack Starter Pack」と、スタンダード構成(ユーザー数:100~1000)の「vStack Rapid Pack」を用意する。また、構成変更にも柔軟に対応するとのこと。

石井 一志