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NTT ComがIP電話アプリのSDK公開へ、発着信機能を自由に実装

開発・提供パートナーも募集

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は、任意のアプリでIP電話サービスを利用可能にする「050 VoIP SDK(仮称)」を10月上旬より提供する。また、これに先立ち、同SDKを活用したアプリ開発・提供パートナーの募集を7月29日より開始する。

 同社は、スマホ向けIP電話アプリ「050 plus」、企業向け「050 plus for Biz」を提供している。これらの機能を任意のアプリで利用したいという要望を受け、同SDKの提供に至った。

IP電話サービスの利用イメージ

 同SDKは、IP電話の発着信プログラムのライブラリと合わせて、アプリ開発者用ドキュメントやソースコード付きのサンプルアプリなどを提供するもので、任意のアプリ(iOS/Android対応)に発着信機能を実装できる。SIP・RTPを用いたIP電話サービスを構築するための複雑なプログラムを最初から開発する必要がないため、IP電話に関する専門知識は不要だ。

 同SDKを実装したアプリでは、050で始まる電話番号が利用でき、携帯電話用の070/080/090番号との使い分けも可能。NTT ComのIP電話ネットワークを利用するため、同SDKを実装したアプリ同士や、同社が提供するIP電話サービスとの通話を無料で利用できるのも魅力。スマホの機種ごとに最適化された品質コントロール技術もそのまま活用できる。

 これらにより、業務アプリやECアプリなどの機能を強化し、新たなビジネス機会を創出できるとしている。

050 VoIP SDKを活用したビジネスモデル例
NTT Comが提供するIP電話サービス

 提供開始は10月上旬予定。それに先立ち、アプリ開発・提供パートナーの募集と、「050 VoIP SDK」Webサイトの公開を29日より開始した。今後、同サイトにおいて、提供機能やAPIに関する情報発信を行うほか、アプリ開発・提供パートナーとして同SDKを利用検討する顧客へ、説明会の案内などを順次公開していく。

(川島 弘之)