データホテル、学校向けクラウドWi-Fi導入サービスの無償トライアルを開始

「CAMPUS4」導入イメージ

　株式会社データホテルは15日、学校向けクラウドWi-Fi導入サービス「CAMPUS4」の無償トライアルを開始すると発表した。

　「CAMPUS4」は、Wi-Fi整備に必要であったWi-Fi管理機能をクラウド上で提供することにより、安価かつ短期間でキャンパスにWi-Fiを導入できるサービス。管理機能はWebブラウザ上で視覚的に操作できるため、専任技術者が不在の学校でも、簡単に運用管理が行えるという。

　また、教育・研究機関においてキャンパスWi-Fiの相互利用を可能にする「eduroam」の利用や、学術情報ネットワーク「SINET4」経由でのセキュアな接続といった付帯機能も、標準で利用できる。

　今回は、付帯機能を含めたサービスの全機能を無償で利用できるトライアルサービスを開始したもの。このトライアルサービスを利用することにより、必要なアクセスポイント数や学生の利用傾向などを事前にふまえた最適な環境の導入や、タブレット端末などを使った新しい教育手法の試験もスムーズに実施できるとしている。

　なお、すでに一橋大学（国立キャンパス）では2月より先行でトライアル利用を実施し、事前の効果測定を経て4月より正式導入したほか、東京大学 情報システム本部でも2013年10月より試験導入を行っているとのこと。