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日本クアンタム、データセンター向けのオブジェクトストレージ「Lattus-D」

 日本クアンタムストレージ株式会社(日本クアンタム)は5日、オブジェクトストレージ「Lattusシリーズ」のラインアップに、データセンター向けにバックアップ/アーカイブ機能を提供する「Lattus-D」を追加すると発表した。また米Quantumと米CommVaultがデータ保護とアーカイブ戦略において協業することもあわせて発表されている。

 「Lattus-D」は、S3 RESTインターフェイスを通じてアクセスできるオブジェクトストレージ。世界各地に配置されたアーカイブデータに対してニアラインアクセスが可能になるほか、従来型のRAID製品よりも優れた耐久性を保持し、自己修復機能および自己保護機能を搭載しているため、レプリケーションなしに複数サイトの保護を自動的に実行できるという。

 また、CommVaultの統合データ管理ソフト「Simpana」と簡易に統合でき、Simpanaのバックアップ、アーカイブ、ディザスターリカバリなどの総合管理機能を活用可能とのこと。

 製品は、ストレージノード「S10」×6、コントローラノード「C10」×3と、2台のスイッチから構成される。

石井 一志