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富士通SSL、OSSミドルウェアサポート・サービスを60種以上に拡充

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は17日、オープンソースソフトウェア(OSS)のミドルウェア製品を対象とした技術支援「OSSミドルウェアサポート・サービス」を強化・拡充した。

 強化点としては、(1)従来のWebサーバー、APサーバー、DBサーバー、スクリプト言語、フレームワークに加え、クラウド基盤、運用監視、認証基盤、セキュリティなどの分野において、60種類以上のOSSに対応範囲を拡大する。(2)顧客から要望の多い各種OSSに対し、設計・構築・サポートをワンストップで提供する。

 対応OSSは以下の通り。◆は従来から提供している分野。()は従来から対応しているOSS。

クラウド基盤Eucalyptus
開発支援Apache Ant、Apache Subversion、Redmine
運用監視Zabbix、Nagios、Cacti、RRDtool
クラスタリングHeartbeat、Pacemaker、DRBD
メールサーバーPostfix、qmail、Sendmail、Dovecot
バックアップBacula、rsync
ファイルサーバーSamba
ネットワークBIND、Squid、ProFTPD、vsftpd
認証基盤OpenAM、OpenLDAP、RreeRADIUS
セキュリティOpenSSH、OpenSSL
Webサーバー◆(Apache HTTP Server)、nginx
APサーバー◆(Apache Tomcat)、(JBoss Application Server)、GlassFish
DBサーバー◆(PostgreSQL)、pgpool-ll、(MySQL Community Edition)、SQLite、memcached
全文検索Apache Soir、Apache Lucene
ライブラリApache Commons、Apache Log4j、jQuery、Apache POI、iText
スクリプト言語◆Perl、(PHP)、Python、(Ruby)
フレームワーク◆(Apache Struts)、(Spring Framework)、Seasar2、Ruby on Rails、MyBatis、Hibemate、Apache CXF
CMSAlfresco Community Edition、Drupal、WordPress、Moodle、Liferay Portal Community Edition

 サポートサービスは「Bronze」「Silver」「Gold」の3種のメニューを用意する。

【Bronze】
技術支援内容
 ・使用方法のサポート
 ・設定パラメーターの解説
対応件数(年間):10件(同時対応件数:1件)
年額(税込):525,000円~/OSSミドル

【Silver】
技術支援内容
 ・使用方法のサポート
 ・設定パラメーターの解説
 ・障害原因調査
 (ログ、ソースコード解析)
対応件数(年間):無制限(同時対応件数:1件)
年額:個別見積

【Gold】
技術支援内容
 ・使用方法のサポート
 ・設定パラメーターの解説
 ・障害原因調査
 (ログ、ソースコード解析)
 ・性能改善支援
対応件数(年間):無制限(同時対応件数:無制限)
年額:個別見積

(川島 弘之)