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日立GP、印刷文書に利用者情報を強制印字できる「紙の番人」

不正コピー・持ちだしに心理的低抗を

 日立公共システムエンジニアリング株式会社(以下、日立GP)は1日、印刷文書の不正コピー・持ち出しを抑制するセキュリティソフト「紙の番人」において、利用者情報を強制的に印字できる新機能を追加したと発表した。

 紙の番人は、印刷文書に透かし・地紋を埋め込むことで、不正コピーや持ち出しによる情報漏えいを抑止するソフト。Word、Excel、一太郎など一般的に利用されているアプリケーションで作成したすべての文書に対応。「複写検知デザインエディタ」により、透かし模様や地紋も自由にデザインできる。

 新機能の「利用者情報の強制印字」では、印刷文書の任意の個所に、PCのログインIDなどの利用者情報を強制的に印字できる。これにより、印刷社は文書を不正に持ち出すことへの心理的抵抗が高まり、情報漏えいリスクを抑制できるとしている。

 紙の番人の価格は6万3000円から。

(川島 弘之)