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イメージバックアップ製品の最新版「Symantec System Recovery 2013」

集中監視ツールやサポート対象を拡充

 株式会社シマンテックは8日、イメージバックアップ製品の最新版「Symantec System Recovery 2013」を発売した。

 Symantec System Recoveryは、バックアップ対象、スケジュール、保存先の3項目を選択するだけで自動的にバックアップを行える製品。サーバーのデータやシステムを丸ごとイメージとして保存するイメージバックアップを採用するため、バックアップとリカバリをわずか数分で完了できるという。さらに小規模な仮想環境でのバックアップにも最適なソリューションであり、仮想環境への変換や異なるハードウェアへのリカバリんみも対応するため、システム障害が生じた際もさまざまなリソースを使った迅速な復旧が可能になるという。

 新版では、サポート対象プラットフォームにWindows Server 2012、Windows 8、VMware vSphere 5.0/5.1を加えたほか、集中監視ツールの「System Recovery Monitor」を追加。同ツールは専用のサーバーを必要とせず、1台のWindowsから複数のサーバーやデスクトップのバックアップ状況を集中監視できる。

 新版の発売に伴い、最大45%オフの価格改定も実施。販売はパートナーを介した間接販売で、参考価格(1ライセンス、初年度保守込み)は「Desktop Edition」が7800円/デスクトップ、「Server Edition」が8万5800円/サーバー、「Linux Edition」が5万3400円/サーバー、「Virtual Edition」が26万9300円/物理サーバー、など。60日試用版も用意する。

(川島 弘之)