立命館大学、BPMクラウド「BizPlatform」でシステム運用基盤を構築
株式会社クレオネットワークス(以下、クレオネット)は31日、立命館大学がクラウド型ビジネスプロセス管理(BPM)ツール「BizPlatform」を導入したと発表した。
立命館大学は、学生・教職員約4万名を支える教育・研究用情報システムに対して、システム運用業務基盤を、BizPlatformにより構築。7月から稼働を開始した。
教育研究用サーバーから教育研究用情報端末・ネットワーク機器まで6000台以上の情報機器を抱える同大学。これを大学職員25名と委託事業者のスタッフ30名の情報システム部情報基盤課が支えている。
情報システムを運用する実務現場に目を向けると、「システムを管理する担当範囲ごとに運用管理が独立して行われている」「人の入れ替わり頻度が高くノウハウの定着が難しい」「オフィスツールによる作業記録だけでは実際に行った作業と記録に食い違いが生じやすい」といった状況にあり、運用業務の標準化に先立って、運用状況の集約と見える化が不可欠となっていたという。
そこで、業務フロート作業記録データを関連付けられて、ITILにも合わせられるBPMツール・BizPlatformを導入した。これにより「紙ベースだった作業依頼書の電子化」「誰が何件の案件を抱えているかといった運用状況と工数の見える化」「システム変更履歴など変更管理の実現」といった導入効果を見込んでいる。