日本HP、スケールアウト型システムに最適化した2ソケットサーバー「ProLiant DL160 Gen8」


HP ProLiant DL160 Generation 8

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は19日、最新のx86サーバー「HP ProLiant Gen8」のラインアップに、スケールアウト用途に最適化した1Uサイズの2ソケットサーバー「HP ProLiant DL160 Generation 8」(以下、DL160 Gen8)を追加すると発表した。価格は21万円からで、用途としては、特にHPCやクラウドサービスなどの基盤に最適としている。

 「DL160 Gen8」は、市場が拡大しているスケールアウトシステムの市場に向けて提供される1Uラック型のサーバー。最新のXeon E5-2600プロセッサを最大2基と、最大384GBメモリ、最大8基の2.5型ディスク(SAS/SATA HDD、SSD)を搭載可能とするなど、高い処理性能と高速メモリ性能を追求しつつ、それ以外の機能をシンプル化し、コストパフォーマンスを向上させた。

 またスケールアウト型システムでは、管理者の工数削減が強く求められることから、処理性能/コスト性能を追求しつつ、「HP ProLiant Gen8」シリーズの特徴である、サーバーの運用ライフサイクル全般をカバーした運用管理支援機能「HP iLO マネジメントエンジン」を標準装備した。これにより、導入・維持更新の作業時間の短縮と、OSに依存しないハードウェア管理、自動診断/ログ機能、自動通報を活用した迅速な障害復旧といった機能を提供する。

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