ネオジャパン、タブレット端末や中国語UIに対応したWebメール「Denbun」新版


 株式会社ネオジャパンは18日、企業向けWebメール「Denbun POP版/IMAP版」の新版「同 Version 3.3」を発表した。同日より提供開始する。

 Denbunは、社内の既存メール環境を変更することなく、Webブラウザでのメールの管理と送受信を可能にするWebメールシステム。インターフェイスにはHTML5技術が全面採用されており、ドラッグ&ドロップによるフォルダ整理や、ダブルクリック・右クリックによるメール操作などを、メールクライアントと変わらない使いやすさで行えるという。

新たにタブレット端末に対応

 今回の新版では、従来も対応していた携帯電話やスマートフォンに加えて、新たにタブレット端末に対応。単にWebブラウザで表示できるだけでなく、タブレット端末に最適化されたインターフェイスを利用できるため、端末を使い分けても効率を落とさずにメールを処理できる。

 対応端末は、iPad2と、東芝のREGZA Tablet AT300/AT3S0、AcerのICONIA TAB A500/A100、PanasonicのBizPad JT-H580VT/JT-H581VT。

 また今回は、2月に発表されたグループウェア「desknet's」に続いて、マルチリンガル対応を実施。従来サポートしていた日本語・英語に加え、中国語(簡体字)での表示に対応した。これにより、中国に工場を持つ製造業など、中国人従業員が勤務することの多い企業でも、社内コミュニケーションにDenbunを採用できるとのこと。

 さらに、POP over SSL、IMAP over SSL、SMTP over SSLなど、SSLを使ったメールの送受信が可能になったことで、Gmail/Google AppsやYahoo!メールなどのクラウドメールサービスとの連携が可能になった。ユーザーは、Denbunの分かりやすいインターフェイスを利用して、これらのメールサービスを利用できる。

 なおネオジャパンでは、クラウドサービス「Applitus」でもDenbunを提供しているが、こちらでも近日中に提供を開始する予定だ。


中国語(簡体字)をサポートしたクラウドメールに対応
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