日本オラクル、データベースマシン「Exadata」向けのクラウド型運用管理サービス


 日本オラクル株式会社は1日、データベースマシン「Oracle Exadata」のクラウド型運用管理サービス「Oracle Exadata On Demand」を発表した。同日より提供を開始する。

 「Oracle Exadata On Demand」は、オラクルの専門技術者が遠隔地からOracle Exadataの監視および運用管理を行うサービス。Oracle Exadataの設置場所は、ユーザー企業のデータセンター、パートナーのデータセンター、オラクル自身のデータセンターを問わず対応でき、グローバルな体制で24時間365日、専門技術者がシステムを監視するため、障害時の迅速な対応が可能という。

 また、システムへの調査依頼、必要なパッチの適用、ハードウェア/ソフトウェアを問わずシステムへのさまざまな修正・変更を、ユーザー企業のシステム利用環境の変化にあわあせ、計画的かつ適時適切に行うとのこと。これにより、ユーザー企業のミッションクリティカルシステムにおいて、安定的かつ高い性能による稼働を維持し、障害の未然防止にも役立てるとした。

 さらには、オラクルのサービス担当者が定期的な報告・相談、必要に応じた改善提案を行う「ガバナンスサービス」も提供される。

 価格例は、ユーザー企業のデータセンターに設置されている場合で、年間855万9734円から。ガバナンスサービスは年間835万4203円から。

 なお、オラクルのビジネスアプリケーションである「Oracle E-Business Suite」「JD Edwards EnterpriseOne」「Oracle Applications」を「Oracle Exadata」上で稼働している場合は、これらのアプリケーションと統合的に運用管理することも可能としている。

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