日本ベリサイン、ベリサインシールを「ノートンセキュアドシール」に変更
日本ベリサイン株式会社 古市克典社長 |
日本ベリサイン株式会社は10月7日、ベリサインSSLサーバー証明書を利用しているWebサイトに掲示される「ベリサインシール」を「ノートンセキュアアドシール」に変更すると発表した。シール変更は2012年4月に全世界で一斉に実施される。
ベリサインシールは、ベリサインSSLサーバー証明書「VeriSign Trust Seal」を利用するWebサイトに表示されるもの。世界165カ国の10万以上のWebサイトで表示されている。2010年にノートンがベリサインを買収、セキュリティサービスのラインナップの強化を図ったが、今回ベリサインの主力サービスであるSSLサーバー証明書でも、ベリサインシールを「ノートンセキュアドシール」として、両ブランドのイメージを引き継いだものに刷新するもの。
シール変更にあたり、ユーザー企業側ではとくに設定などを行う必要はない。変更は2012年4月に全世界で一斉に行われる。
2012年4月、ベリサインシールを「ノートンセキュアドシール」に変更 | ノートンとベリサインの両ブランドを引き継ぐ「ノートンセキュアドシール」 |
また、ベリサインではSSLサーバー証明書に10月12日より「脆弱性アセスメント」サービスを無償バンドルすると発表。10月12日より提供を開始する。「脆弱性アセスメント」は、企業が公開するWebサイト、Webアプリケーション、サーバーソフト、ネットワークの脆弱性を週次で自動スキャンし、発見されたリスクレベルによって「重大な脆弱性(Critical)」と「注意(Informational)」の2種に分類して利用企業・団体にレポートするもの。
「脆弱性アセスメント」サービスの自動スキャンは、週次の定期スキャンのほか、オンデマンドによる随時調査も可能なため、サイトを変更した後に自動スキャンを実行して安全を確認するなどの使い方もできる。
サービスを使い始める際は、マネージドPKI for SSLのコントロールセンターから設定することで即時に利用できる。