日本HP、基本性能を向上させた超小型サーバー「ProLiant MicroServer」
Windows Serverプリインストールモデルも用意
HP ProLiant MicroServer |
日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は29日、エントリークラスの小型x86サーバー「HP ProLiant MicroServer」のラインアップを強化すると発表した。デュアルコアCPUのAMD Turion II NEO N40L(1.5GHz)搭載モデルを4つ追加している。また同時に、オンライン直販サイト「HP Directplus」で割引を受けられる特典サービス「オプ得」を同日より開始した。
「HP ProLiant MicroServer」は、タワー型x86サーバーのエントリーモデルで、コンパクトな筐体を採用。静音性やコストパフォーマンスの高さなどが評価され、中小企業のファイルサーバーや、大規模企業の部門・店舗サーバーとしても、幅広く導入が進んでいるという。
今回投入された4モデルは、高性能化への要望とユーザーニーズの多様化に応えるもの。全モデルでCPUをTurion II NEO N40Lに強化したほか、Windows Small Business Server 2011 Essentialsをプリインストールした小規模ユーザー向けの「簡単パッケージモデル」と、Windows Server 2008 R2 Standardをプリインストールし、DVD-RWやリモートアクセスカードキットを標準搭載した「オールインワンパッケージモデル」を用意し、OSを別途購入する場合よりも安価に導入できるようにした。
価格は、2GBメモリ、ディスクレス、DVD-RW、リモートアクセスカードを搭載したモデルで3万4650円。2GBメモリ、250GB HDD搭載モデルが3万5700円。
またWindows Small Business Server 2011 Essentialsプリインストールモデルは、4GBメモリ、500GB HDD×2(RAID 1構成)で8万9250円。Windows Server 2008 R2 Standardプリインストールモデルは、4GBメモリ、500GB HDD×2、DVD-RW、リモートアクセスカードを搭載して13万6500円となっている。
一方、同日より開始された「オプ得」は、「HP ProLiant MicroServer」を含むエントリータワーサーバーを、直販サイトのHP Directplusで購入すると、各種オプション製品を最大30%引きで追加することができる特典サービスである。