「Vine Linux 6」公開、2年ぶりのメジャーバージョンアップ
Linuxディストリビューション「Vine Linux」の約2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる「Vine Linux 6」が6日公開された。i686(32bit)版とx86_64(64bit)版が用意されており、Vine Linuxのサイトやミラーサイトからダウンロードできる。
Vine Linuxは、コンパクトで軽量な日本語Linuxディストリビューションで、インストールの直後から快適な日本語環境で作業ができるよう、様々な配慮を行っている。
新バージョンとなるVine Linux 6では、対応アーキテクチャがi686以上およびx86_64となり、i586(Pentium)以下には対応せず、PPC版もリリース対象から外れた。このほか、日本語入力システムがMozc+IBUSに変更となり、TeXシステムのptetexからptexliveへの変更、標準ファイルシステムのext3からext4への変更など、前バージョンからの変更が行われている。
また、Vine Linux 6に商用フォントや商用アプリケーションを追加収録した「Vine Linux 6CR」も、日本ブレインウェア株式会社から8月10日に発売される。
2011/8/8 20:08