CTC、社外の業務活動を管理するAndroid向けソリューション
サービス概要 |
端末側UI |
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は27日、Android端末に対応したクラウド型テレマティクスサービスを発表した。8月1日より提供する。
同サービスは、スマートデバイスを通じて、社外で活動する営業や保守要員の業務状況を管理するとともに、作業員の効率的な配置や業務運用の指針となる統計情報を、SaaS型アプリケーションとして提供するサービス。
CTCはこれまでにも商用車両向けテレマティクスサービス「MAMS(Mobile Asset Management Service)」を提供しており、新サービスはMAMSをベースとした拡張サービスとなる。
MAMSは、輸配送事業者や道路維持車両など車両を利用して業務を行う企業向けサービス。移動体資産(車両や運転手など)の資産効率を高め、社外業務の効率化を支援する。具体的には、通信機器を持つ専用の車載端末を用いて、最適な運行ルートの計画および実行、走行距離や速度の自動計測、ナビとの連動による緊急駆け付け指示、車両を使って業務を行う営業や保守要員の予定や日報管理といったさまざまな機能をSaaSで提供している。
今回、MAMS機能をAndroid端末で利用可能な「MAMS for Android」をリリースすることで、車載用途以外にも利用範囲を拡大。さまざまな業種・業務のユーザー向けに展開するとしている。
2011/7/27 13:30