レノボ、薄さ20.9mmの12.5型ノート「ThinkPad Edge E220s」


 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は31日、中小企業向けノートPC「ThinkPad Edgeシリーズ」の12.5型プレミアムモデル「ThinkPad Edge E220s」を発表した。

 第二世代Core i7を搭載し、12.5型ディスプレイは「ThinkPad X1」に迫る薄さ20.9mmを実現。液晶面は開いたときに液晶が本体背面にロールダウンするヒンジ構造を採用し、開いたときの高さを抑える省スペース性を備えた。また、ベゼル部とLCDの境をなくし全体をガラスで覆うインフィニティ・ガラスをデザインアクセントとして搭載し、天板は諮問や汚れに強いマットな質感で、落ち着いた色合いのモスブラックとした。このほか、暗いところでもキーボードを照らす「ThinkLight」をEdgeシリーズで初めて搭載している。

 機能面では、マルチメディア対応を充実。Web会議やビデオ会議を快適に行うための技術を採用し、ThinkVantageの新機能では例えば、1対1で会議を行う際は声のみを拾って周りの雑音を拾わず、グループで会議を行う際は周りの音も幅広く拾うなど、ソフト上の操作で簡単に切り替えられるようにした。薄暗い中でもクリアなWebカメラやHDMIポートも備える、高品質な会議が行えるという。

 また、PCパフォーマンスをスピードアップする「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」にも対応。速やかな起動/シャットダウンを実現したとする。

 型番は「50384GJ」「50384FJ」の2種類。前者ではCore i5-2537M、メモリ標準2GB/最大4GB、Windows 7 Professional SP1 32ビット版で、ダイレクト価格が14万7000円。後者ではCore i7-2617M、メモリ標準4GB/最大4GB、Windows 7 Professional SP1 64ビット版で、ダイレクト価格が15万9600円。

 共通スペックとして、モバイルインテルHM65 Expressチップセット、320GB HDD、USB 2.0×3、HDMI×1、Gigabit Ethernet×1、Centrino Advanced-N+WiMAX 6250、Bluetooth 3.0などを搭載する。

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