オーシャンブリッジ、PC遠隔操作やWeb会議のクラウドサービスを2カ月無償提供

すべての企業・個人が対象、在宅勤務などを支援


 株式会社オーシャンブリッジは17日、被災地や在宅勤務を支援するため、自社が提供しているスロベニアXLAB製リモートコントロールツール「ISL Online」について、全サービスのクラウド版を、2カ月無料で提供すると発表した。XLABの協力もあって実現したという。

 今回提供されるのは、PCリモートコントロールツール「ISL AlwaysOn」、PCリモートサポートツール「ISL Light」、グループチャットツール「ISL Pronto」、Web会議ツール「ISL Groop」の4つ。在宅勤務支援や、グループチャット、Web会議、遠隔PCサポートなどの用途で利用でき、すべてパブリッククラウドサービスでの提供になるため、PCとインターネット回線さえあれば利用可能という。

 対象は、すべての企業・個人で、特に制限は設けない。登録処理手順の都合上、メールアドレスのみ必須となるが、企業名・個人名などの申請は必要なく、アカウント情報登録時の会社名欄や電話番号欄などについては、すべて空白のままでも登録完了し、サービスを利用できる。

 なお、これらのサービスの中には、日本国内ではまだリリースされておらず、日本語環境でのテストが十分に行われていないものがあるため、その点には注意が必要とのこと。また、無償提供のため、操作方法を含めて、問い合わせには対応しないとしている。

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(石井 一志)
2011/3/17 12:32