GMO-HS、「GMOクラウド」でエンタープライズ向けクラウド市場に参入


 GMOホスティング&セキュリティ株式会社(以下、GMO-HS)は7日、エンタープライズ向けクラウドソリューション「GMOクラウド」を発表し、エンタープライズ向けのクラウド市場へ参入するという。価格は個別見積もりで、提供は同日より開始している。

 GMOクラウドは、プライベート/ハイブリッドクラウド基盤の導入コンサルティングから、システム設計・構築、運用・監視までをワンストップで提供する、エンタープライズ向けのクラウドサービス。15年におよぶ法人向けホスティング事業でGMO-HSが培った、サーバー仮想化、大規模ホスティングシステムの開発・構築ノウハウと、約13万社の導入実績で培った提案力を基盤にしており、エンタープライズでの利用に不可欠な、セキュリティ、コスト効率、パフォーマンスを備えているのが特徴という。

 メニューとしては、プライベートクラウド構築・運用サービスの「GMOクラウド Private」、ハイブリッドクラウド構築・運用サービスの「GMOクラウド Hybrid」を用意した。これらのサービスで利用するプライベートクラウド部分については、クラウド環境を構成するデータセンター、ネットワーク、サーバー機器、ソフトウェアなどの選定を含めて、企業規模やシステム用途に応じて最適な環境を構築・提供する。また、GMOクラウド Hybridで利用するパブリッククラウドについては、他社が提供するサービスも連携可能とのこと。

 あわせて、Webサイト高速化サービス(CDN)である「GMOクラウド Network」も提供し、リッチコンテンツの配信や海外向けサイトの展開なども支援する。なお同サービスは、GMOクラウド以外にも、他社のクラウドサービスや自社サーバーと組み合わせた利用が可能になっている。

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