住商情報システム、NTTドコモのGALAXY TabとGoogle Appsを利用したクラウド導入サービス


Android OSを採用したNTTドコモのタブレットPC「GALAXY Tab」

 住商情報システム株式会社(以下SCS)と株式会社ティーガイアは、法人向けにNTTドコモのタブレットPC「GALAXY Tab」およびスマートフォン「GALAXY S」のビジネス利用を促進するクラウドサービスを提供開始すると発表した。

 SCSとティーガイアが協業体制のもとに提供開始するクラウドサービスでは、Google Appsの導入、Google Apps利用時のセキュリティを強化するクラウド統合認証サービス「SCS CLIP IAS」提供、端末調達までワンストップで提供する。

 「SCS CLIP IAS」は、SCSがSCSが提供するSaaS型認証基盤サービス。SCSによれば、PKIと同等レベル以上の暗号鍵認証を実現しつつ、ユーザー側の操作は従来と変わらないID/パスワード入力方式で行う点が特徴だという。

 両社では、今回のサービス提供の背景として、タブレット端末やスマートフォンは、携帯性や利便性から営業端末や店舗端末として既に導入している企業が増えていることを上げる。これらの端末と、Google Apps for Business(以下Google Apps)などのクラウドビジネスサービスを合わせて導入するケースが増えている背景を踏まえ、企業で求められる情報漏洩対策などに対応するセキュリティ強化のための認証サービスも合わせて提供するとしている。

 従来は、端末やサービスごとに調達依頼を行うことが多かったが、携帯電話販売大手のティーガイアと、Google Apps の大中規模企業向け販売パートナーであるSCSが連携してサービス提供を行い、窓口を一本化してサービス導入までの期間短縮を図る。

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