ブランドダイアログとウイングアークが提携、BI機能をクラウドサービスへ統合


 ブランドダイアログ株式会社とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(ウイングアーク)は1日、法人向けSaaS/クラウドサービスとして提供されるビジネスアプリケーション領域で、戦略的業務提携を行うと発表した。

 これに伴い、ウイングアークのデータ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を、ブランドダイアログのクラウドサービス「Knowledge Suite」の分析機能としてインテグレーションしていくという。具体的には、Knowledge Suiteに蓄積された、顧客データや営業データをはじめとするフロントオフィスデータを、自由かつ簡単にリアルタイム集計し、グラフ、マッピングといったさまざまなビジュアル表現で可視化できるようにする。

 まずは、「営業支援 GRIDY SFA」から提供を開始し、順次サービス連携を拡張していく予定で、「Dr.Sum EA MotionBoard」を実装した新GRIDY SFAの正式リリースは12月になる見込み。また今後は、クラウドサービスが適したSMB・中堅企業領域に対し、高機能かつ低価格なビジネスアプリケーションを両社で開発するとしている。

 なお両社では、11月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される「産業交流展2010」のブランドダイアログブースにおいて、Dr.Sum EA MotionBoardをインテグレーションしたGRIDY SFAのデモを実施する予定だ。

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