ファイルサーバー肥大化対策を容易に実現する「GDMS アプライアンス」
ベースとなるIBM System x3250 M3 |
株式会社イグアス、株式会社ジャストシステム、日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)の3社は8日、ファイルサーバー肥大化対策を実現する「GDMS アプライアンス」を発売した。価格は190万円(税別)。同日より出荷を始める。
GDMS アプライアンスは、ジャストシステムのファイルサーバー活用システム「GDMS(Green Document Management System)」と、日本IBMのx86サーバー「IBM System x」を組み合わせたアプライアンスソリューション。
GDMSの機能のうち、1)ファイルサーバーの現状を見える化し、ファイルの削除/アーカイブによりファイルサーバーを整理する、2)使える情報がすぐに見つかるようにファイルサーバーを清浄化する、3)ファイルサーバーをチェックし、ファイルのアクセス権管理を正常化する、の3点を提供。必要な情報へのアクセスを容易にする。
GDMSの他の機能を含めたファイルサーバー拡張にも対応。加えて、ジャストシステムの検索エンジン「ConceptBase Enterprise Search」とも連携し、社内検索エンジンの精度を向上させることも可能。
これらを省スペース・省エネルギーを実現する「IBM System x3250 M3」へ、あらかじめインストールして提供する。システムの詳しい知識がなくても、同梱の設置ガイドに従い、初期設定はおよそ60分で完了。導入・運用に際して、イグアスが専用サポート窓口を開設し、安心して活用できるよう支援するとしている。
構成要素は、GDMS 1.0(管理容量1TB)、IBM System x3250 M3(1Uラックモデル)。ハードウェエスペックは、Core i3-530×1個、2GBメモリ×4枚、500GB SATA HDD×1個、Windows Server 2008 Standard R2。価格は190万円(税別)。
中堅中小市場における業務のIT化が進むにつれ、データを保管するファイルサーバーの管理の重要性が高まっているという。こうした課題に対して、ファイルサーバー管理に最低限必要な機能を導入しやすい価格で提供し、ユーザーによる容易な設置と運用を実現するとのこと。
販売はイグアスが担当。ジャストシステムと日本IBMが技術支援やマーケティング支援を行う。