「サイボウズ ガルーン 3」発売、サイボウズ総研からSaaS版も提供
サイボウズ株式会社は30日、日英中の国際化対応の新ポータル型グループウェア「ガルーン 3」を発売した。併せて、サイボウズ総合研究所株式会社(以下、サイボウズ総研)よりSaaS提供すると発表した。
ガルーン 3は、新たに「国際化」と「価格体系の改定」を行った大企業向けグループウェア。国際対応の一歩として、個人設定で英語・中国語(簡体字)への表示言語切り替えを実現。次期バージョンでは、タイムゾーンにも対応する。
一方、価格改定では、これまで有料オプションとして用意していたワークフロー、全文検索サーバーなどをすべて標準機能に加え、総合ソリューションとして生まれ変わっている(詳細は発表会記事を参照)。
中国語への切り替え画面 | 英語への切り替え画面 |
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パッケージ発売に併せて、SaaSでの提供も発表。サイボウズ総研の提供する「ガルーンSaaS」のラインアップとしてガルーン 3を提供するとしている。
また、海外拠点を開設している、もしくは開設予定のある顧客を対象とした「海外で成功する秘訣(ひけつ)とは? グローバル時代のコミュニケーション戦略セミナー」も実施。海外で成功する企業の共通点は、ごく基本的なコミュニケーションにあるとして、サイボウズの海外開発拠点の事例も交えて、成功のカギを紹介するという。
日程は9月15日(木)。東京都丸の内で開催する。