米Intelが米McAfeeを買収、買収総額は76億8000万ドル


 米Intelは19日(米国時間)、セキュリティベンダーの米McAfeeを買収すると発表した。買収総額は76億8000万ドル。

 Intelでは買収の理由として、プレスリリースの中で、「多様なオンライン世界に保護を提供するには、ソフトウェア、ハードウェア、サービスを含めた新しいアプローチが必要になるため」と説明。また、社長兼CEOのポール・オッテリーニ氏は、「従来は、エネルギー効率の高い性能、接続の容易性が要求されていたが、これからは、セキュリティが第3の柱となる」とのコメントを発表している。

 McAfeeは、1987年に設立されたセキュリティベンダーで、2009年の売上高は約20億ドル。今後はIntelの子会社になり、同社のSoftware and Servicesグループにレポーティングすることになる。

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