マイクロソフト、8月の月例パッチは“緊急”8件を含む計14件


 マイクロソフトは6日、8月11日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の事前情報を公開した。公開を予定している修正パッチは、Windows関連12件、Office関連2件の計14件。修正する脆弱性の最大深刻度は4段階で最も高い“緊急”が8件、2番目に高い“重要”が6件。

 マイクロソフトでは、3日に定例外でWindowsのショートカットファイルに関する脆弱性の修正パッチを提供しているが、これとは別に計14件の修正パッチを提供する。

 Windows関連の修正パッチ12件の中には、Internet ExplorerとSilverlightに関する修正が含まれている。また、12件中6件は、現在マイクロソフトがサポートしている全てのOS(Windows 7/Vista/XPおよびWindows Server 2008 R2/2008/2003)が対象となっている。

 各Windowsに提供される修正パッチの数は、Windows 7が10件、Windows Vistaが11件、Windows XPが10件、Windows Server 2008 R2が9件、Windows Server 2008が9件、Windows Server 2003が7件。

 Office関連の修正パッチ2件は、Word関連の1件とExcel関連の1件。また、2件ともMac版のOffice(Office 2008 for MacおよびOffice 2004 for Mac)にも影響がある。

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